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現役のネットワークエンジニアが、ネットワークエンジニアの仕事内容や必要なスキルなどを紹介するサイトです。 お問い合わせはこちらまで jobdnwengineer@outlook.jpネットワークエンジニアに限らず、一般的に転職や社内業務において、武器になると言われているのが、守備範囲とする専門的な業務に関わる資格です。もちろん様々な現場対応力を求められる実務経験を、単純に資格で代えることはできませんが、それでも基礎的な知識の習得や整理と共に、一つの客観的な指標になるという意味では、取得しておいて損はありません。ただし現代の、特に日本では資格ブームと言われるほどに、国家資格に限らず民間による認定資格も含めて、数多くの資格が生まれています。そのため外部でも通用する資格として、評価の対象となるものを吟味することが重要と言えるでしょう。
シスコシステムズ社という、ネットワーク機器市場において、世界的に圧倒的なシェアを誇る会社が認定する資格の中で、CCNAは一番基礎的な資格です。最もメジャーなルーティング&スイッチングの他、セキュリティなど全部で6つの分野に分かれており、ネットワーク関連の基礎力を証明するものとして定評があります。
同じくシスコシステムズ社が認定するもので、実質的にはネットワーク資格の最高位とされるエキスパートの資格がCCIEであり、世界でも通用すると言われています。ただし試験内容は難易度が高く、また英語の試験や8時間にも及ぶ実技試験があります。
このCCIEは7つの分野に分かれており、ルーティング&スイッチングの取得後には、セキュリティやサービスプロバイダーを取得するなど、ダブル資格を取得する人も多いようです。 |
国家資格であり、高く評価されるのがネットワークスペシャリストの資格です。年1回の試験実施で、情報処理推進機構が運営するもので、合格率は1割ほどであり、難易度は高くなっています。
システムの企画に始まって、開発、運用・保守に至るまでネットワーク業務に主導的に携わると同時に、スペシャリストとして下を指導する役割も担うという、その名の通りの実力を証明するための資格です。 |
Linuxの技術者認定試験にLinuCがあり、Linux技術者認定機関であるLPIが実施しています。OSであるLinuxに寄せられる信頼性は高く、そのため様々な分野で扱うことができる技術者の需要が高まっているのであり、ネットワークエンジニアにとっても役立つ資格といわれています。
この資格には3段階のレベルが設定されており、Linuxにおける基本操作とシステム管理技術を証明する「LinuC-1」から順に、より高度な技術レベルを証明できるようになっています。 |